第一回鬼滅対策会議
お久しぶりです。ザキです。
ぼちぼち生存してました。
⎯⎯街はコロナに侵され、世界の人口の三分の一が消滅した世界⎯⎯にもならず、ぼちぼち平和に過ごしてました。
世間話とはいえ、そろそろコロナのことで導入するのもありきたりになってきたので、次からはコロナ禁止でいきたいと思います。
さて、そんな情勢にもかかわらず、僕たちオタクは飢えている。
イベント?⎯⎯否。
ライブ?⎯⎯否。もっと本質的なこと。
推しを見れる機会?⎯⎯近づいてきた。
接近?⎯⎯近い。かなりおしい。
そう、女だ。
もっといえば、"Tier2〜3くらいの顔面の声が綺麗で滑舌が良くてオタクに優しい"女である。
※Tier2〜3は、一般的な言い方をするとスト値5〜7くらい、俗に言う"声優顔"という顔面の、僕なりの配慮した言い方である。
顔面の話はここではとりあえずこれくらいにしておいて(そのうち記事にするかもしれない)、とにかく僕も一般的なオタクの例に洩れず、女ゲージがMAXまで高まっていた。
さて、そんな僕に残されていた選択肢は限られていた。
一つ、黙って在宅。狂いそうだった。
一つ、地下に行く。まぁ耐えた。
一つ、女を作る。これだ。
善は急げと、僕は早速仲のいいオタク(ここではh氏とする)に連絡した。
「街コン、行きませんか?」
h氏は二つ返事で承諾してくれた。さすがである。2人とも街コン初心者だったため、なるべく軽めのものを探した。
そこでたどり着いたのが、
20〜35歳、オタク限定、男性4k(女性無銭)
という案件だった。6つのグループに分かれ、そのグループを2つマッチングさせ飲みながら会話し、時間が来たらスイスドローのように入れ替わる。こんな感じだった。こんなんで女が作れていたらペ◯ーズもタッ◯ルも風俗だって商売あがったりだろう。
でも僕たちはこれよりも高い金払ってライブ行って酔い潰れてたり爆睡してたりするわけだから、特に勝算もなかったが渋るわけでもなく参加したわけだ。
そんなわけでX-DAYまでの1週間、僕は女を作るにあたって、服や靴を買ってめかしこむと見せかけ、鬼滅の刃のアニメをぜんぶイッキ見して、街コンに臨んだ。もうすっかり紅蓮華キッズの顔つきだった。余談だが、去年のLiSAのワンマンで紅蓮華を聴きに行ったが椅子で寝ていたことは内緒だ。紅蓮華サイコー
と、ここまで書いてきたが、ここでザキは重大なことに気づく。
あれ?この記事、面白くないぞ?
そりゃ結論から言えば、4kドブだから僕の気分は面白くないというのは当然だが、そうではない。
「街コンに行った」←記事のネタになる
「結局金ドブだった」←不幸endでオチになる
内容とオチは完璧なのに、ここまで大して面白くもなかったし、そしてここから面白くなる気はしない。これは記事になるぞ!と思って見切り発車したは良いものの、よくよく考えてみたらパンチのあるエピソードも、大衆の求めるゴシップ性も片鱗もないということに、ここでようやく気付いた。まさに出オチである。4k使ってエンターテイメント性を出せれば良いかなというこの街コンのサブプランすらも潰えて、ガチで「虚無イベント」と化してしまったのであった。
実際、ここから当日あったことを書こうとしても、それはガチで地獄なので、もう想像に任せる。
ある意味この「無」がここ最近でいちばんのトラウマになってしまったので、多分しばらくは"第二回"を執筆することは無いだろう。
とまぁ、このようなことがあって、ますます女ゲージが溜まってしまったので、オタクの"匂わせ"にアホみたいにイライラしている今日この頃。
どうかこの哀れなオタクを救ってください。
おわり。
ちなみにそのあと急遽開かれたオタクボドゲ会で声優の顔面で「かたろーぐ」してた時がいちばん""生""を感じてた瞬間でした。
Special thanks はくりh氏